既知の問題、制約事項と注意事項のまとめ

 

はじめに

最新の TimeTracker NX をご利用頂く上での既知の問題、制約事項と注意事項の概要を以下にまとめてご紹介します。
 
他のページで詳しく説明している箇所へのリンクを記載しておりますので、詳細についてはリンク先をご参照ください。
   

注意事項

注意事項を機能ごとに一覧にして、以下にご紹介します。
 
No 機能     注意事項
1-1 Admin  

システム動作

 

 

システム動作設定

「プロジェクト編集の制約」の『プロジェクトコードがユニークになるようにシステムがチェックする』にチェックをした場合、削除したプロジェクトのコードもプロジェクトのユニークチェックの対象になるため、削除したプロジェクトと同じコードを利用できなくなります。
削除したプロジェクトは、復元することができないため注意が必要です。

■注意が必要なケース
『プロジェクトコードがユニークになるようにシステムがチェックする』をチェックせずにプロジェクトを作成し、後からチェックした場合はご注意ください。
重複するコードが存在する場合は本項目を有効にすることができません。

1-2

 予定のインポート

Googleカレンダー、Microsoft 365と連携する場合、HTTP通信をSSL化してください。
具体的にはTimeTracker NXサーバーを「https://」から始めるURLにしてください。(ヘルプへのリンク)

1-3 ユーザー    共通

 

以下のデータについて、削除済みのデータと同じ名前のデータを作成した場合、エラーになります。
 ・ユーザー
 ・ユーザーグループ
 ・組織
 ・システムロール

削除したデータと同じ名前にしたい場合、削除したデータを一度復元し、別の名前に変更した後で再度削除してください。

1-4

以下のデータについて、削除したデータを含めて同じ名前のデータがある場合、名前を指定して取得すると先に作成したデータを取得します。(Web API でデータ取得時に関係します)
 ・組織
 ・システムロール

1-5 インポート

TimeTracker NX は CSVファイルに記載されたユーザー情報をインポートすることができます。入力ファイルのフォーマットは ヘルプ を参照ください。
なお、フォーマットにあわないデータをインポートした場合、インポートに失敗します。

1-6 組織

組織を階層化して末端の組織にユーザーを割り当てた場合、親組織のメンバーとは認識されません。
直接所属している組織のメンバーとしてのみ認識されます。

 例)下記の組織構成で組織Bにユーザーを割り当てた場合、割り当てられたユーザーは
   組織Aのメンバーにはなりません。
   ・組織A
     ∟組織B

1-7 プロジェクト プロジェクトカテゴリ

作成可能なプロジェクトカテゴリは最大50個までです。(削除済みのプロジェクトカテゴリ含む)(ヘルプへのリンク

1-8 アイテムタイプ カスタムフィールド

利用可能なカスタムフィールドの数は、最大200個までです。(削除済みのフィールドを含む)(ヘルプへのリンク)

2-1 プロジェクト ワークアイテム 

1度に操作(※)できるワークアイテム数は、1,000件までです。
※アイテムの追加、値の変更を反映など、ワークアイテムに関連する操作です。

2-2

検索可能なアイテム数の上限は100件です。

2-3 添付可能なファイルサイズ 

 1つのワークアイテムに添付可能なサイズの上限は 10MB です。(ヘルプへのリンク)

2-4 セキュリティ設定 

セキュリティ設定(※)を変更後、ワークアイテム画面に反映されるまでに時間がかかります。
(サーバーのスペックや反映時に実施している他の処理により変わるため、一概に時間は決まりません。)
反映されていない場合は時間を空けてからブラウザを再読み込みしてください。

※システムロールの変更、プロジェクトのセキュリティ、アイテム単位のセキュリティがあります。

2-5 プロファイル  計算式

設定できる計算式の上限は、1フィールドにつき10個までです。

2-6 プロパティ

設定できるプロパティの上限は、1プロファイルにつき200個までです。

2-7 プロジェクト選択画面

お気に入りとして登録できるプロジェクト数は最大30プロジェクトまでです。

2-8 ガントテーブル

テーブル上に表示するリソース割り当ては10名までです。

3-1  マイページ       共通 終了したプロジェクトでも、未完了のアイテムは表示されます。
3-2 リーダーと期間が入っていないアイテムは表示しません。
3-3

計画終了日を過ぎるまでは、期限切れになりません。

3-4 グループ分け 

リーダーを選択した場合、リーダーにアサインされたアイテムのみを表示します。
リーダーにアサインされていないメンバーのアイテムは表示しません。

4-1 分析 ピボット分析

フィルタ対象に「プロジェクトのフォルダ」を指定した場合、登録するフォルダ数が多いとエラーになる可能性があります。

その場合は以下の処置をお願い致します。
・フィルタ対象に「プロジェクトのフォルダ」以外を指定する
・分析対象の件数を少なくする。

5-1 Excel連携アドイン   データエクスポート

以下のフィールドは連携している(※)ため、両方のフィールドをインポート対象に記憶することはできません。
・進捗率
・ステータス
両方を選択しても、片方しかインポート対象に記憶しません。

※進捗率を入力することでステータスを自動で変更します。
 また、予め設定しておくことで、ステータスを変えることで進捗率も更新します。

5-2 ガントチャート出力

以下の制限を超えた場合は通知のうえ、範囲内の最大値を出力します。

・期間:2年

・アイテム数:1,000件

6-1 インストール サーバー構成

一つのサーバーマシンに複数のデータベースサーバーを作成することはできません。
なお、1つのデータベースサーバーが複数のデータベースを持つことは可能です。

6-2

一つのサーバーマシンに複数のアプリケーションサーバーを作成することはできません。

6-3 デスクトップ版連携

デスクトップ版連携は、TimeTracker NXのセットアップ時にのみ設定可能です。
セットアップした後で、設定することはできません。

6-4

TimeTracker FXからデータを移行するセットアップに失敗した場合、再度セットアップするためには、TimeTracker FXのDBをセットアップ前の状態に復元する必要があります。

セットアップ前の状態に復元せずに再度 TimeTracker FXからデータを移行した場合、セットアップに失敗します。

7-1 デスクトップ版連携 共通 

アクティビティのコードを変更した場合、別の分類として登録します。
そのため、同じ名前のアクティビティが複数存在することになります。