TimeTracker FXのアクティビティをTimeTracker NXでも活用する

概要

デスクトップ版の「アクティビティ」は、初期設定時にWeb版の「工程分類」「作業分類」と
マッピングすることで、デスクトップ版とWeb版の情報を双方向で反映することができます。
しかし、最大5つあるアクティビティのうち2つまでしかマッピングできません。

そこで、他の3つのアクティビティを TimeTracker NX でも使える方法をご紹介します。

注意点

今回ご紹介する方法では TimeTracker NX 同期先をカスタムフィールドにします。
そのため、Professional Edition での方法になります。

ご参考

「工程分類」「作業分類」とマッピング方法については、
セットアップガイドの「FX から NX最新版にバージョンアップする(1台のサーバーPCにまとめる)」の
1.3 Web版の初期設定をする」手順8をご覧ください。

 

設定手順

以下の手順でTimeTracker NXのカスタムフィールドを定義して、TimeTracker FXのアクティビティの値と同期できるようにします。

  1. Web版のAdmin機能で、カスタムフィールドに以下の設定のフィールドを定義する。

    mceclip1.png

    • システム名:ActivityN (Nは1~5の数字)
      [重要] ここで設定するシステム名は、デスクトップ版で連携するノードのシステムフィールド名と一致させてください。
    • データの型:単一行テキスト
      mceclip0.png

  2. プロジェクトのプロファイルの設定で、各ワークアイテムのフィールドに手順1で設定したフィールドを追加する。

    mceclip2.png

  3. プロジェクトのプロファイルの設定で、追加したフィールドの選択肢に、デスクトップ版のアクティビティと同じ選択肢を定義する。

    mceclip3.png
  4. デスクトップ版でプロジェクトを編集し、Web版にアクティビティの値を同期する。

以上により、デスクトップ版の同じアクティビティの値が、TimeTracker NXのカスタムフィールドで定義したアクティビティに反映され、以後同期されるようになります。