セキュリティソフトの影響でTimeTracker NXのインストールに失敗する

概要

TimeTracker NXをインストールする際、以下のような画面でインストールウィザードが中断され、インストールに失敗することがあります。
 
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TimeTracker NXのインストール時に内部でWindows PowerShellを実行しますが、本現象発生時はWindows PowerShellの実行がセキュリティソフトによってブロックされてWindows PowerShellが実行できず、インストールが中断されて失敗しています。
 
本事象は、セキュリティソフトESET File Securityを使用した環境で発生することを確認していますが、他のセキュリティソフトでも同様の事象が発生する可能性があります。本事象が発生した場合は、セキュリティソフトによりWindows PowerShellがブロックされていないかを確認してください。
 

対策

セキュリティソフトの設定でWindows PowerShellを監視対象から除外することで、TimeTracker NXを正常にインストールできるようになります。

 

監視対象から除外するファイルは以下です。
 C:\Windows\SysWOW64\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe
 C:\Windows\SysWOW64\WindowsPowerShell\v1.0\powershell_ise.exe

 

除外対象の設定方法は、セキュリティソフトのマニュアルを参照してください。

 

復旧方法

再度TimeTracker NXをバージョンアップするには、バージョンアップ時に自動でバックアップされたアプリケーションで、TimeTracker NXのインストールフォルダに存在するファイルを上書きし、元の状態に戻します。既定のインストールフォルダの場合のバックアップフォルダと復元先を以下に紹介します。

  • バックアップ
    C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTrackerNX\backup\YYYYMMDD_HHMMSS
    ※YYYYMMDD_HHMMSS・・・バージョンアップに失敗した日時

  • 復元先
    C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTrackerNX