対象バージョン
TimeTracker NX 4.2 以降のバージョン
対象エディション
すべてのエディション
現象
下記の「発生条件」を満たす場合に、インストール途中でエラー画面が表示されます。
発生条件
新規インストールあるいはバージョンアップインストールにおいて、以下の条件を満たす場合に発生します。
・新規インストール時
インストール中の[データベースの作成]画面で入力するデータベース名に、21文字以上の名前を設定した
・TimeTracker FXからのバージョンアップ時
バージョンアップ元のTimeTracker FXのデータベース名が21文字以上である
※TimeTracker NX 4.0/4.1 からのバージョンアップ時には、本事象は発生しません。
回避方法
・新規インストール時
インストール中に作成するデータベース名を、20文字以下に設定してください。
万一、エラーが発生した場合は、インストール先に指定したフォルダを削除したうえで最初からインストール作業を実施し直してください。
既定の設定でインストールした場合は、以下のフォルダが対象となります。
C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTracker NX\
・TimeTracker FXからのバージョンアップ時
TimeTracker NX 4.2へバージョンアップを実施する前に、バージョンアップ対象となるTimeTrackerのデータベース名を20文字以下に変更してください。
データベース名の変更は、以下の手順で実施してください。
1. 現在利用しているデータベースをバックアップする
□TimeTracker FX Server Manager ヘルプ - データベースを手動でバックアップする
2. Server Managerで、20文字以下の名前の新しいデータベースを作成する
□TimeTracker FX Server Manager ヘルプ - データベースを新規に作成する
3. 1.でバックアップしたデータを使って、2.で作成したデータベースに復元する
□TimeTracker FX Server Manager ヘルプ - データベースの不整合や操作ミスからデータを復元する
また、データベース名を変更した場合、サーバー設定ファイルの再作成が必要となります。再作成の手順については、以下のページをご覧ください。
□TimeTracker FX ナレッジベース - サーバー設定ファイルを作成する
万一、エラーが発生した場合は、インストール時に自動作成されるバックアップを利用してバージョンアップ前の状態に戻してください。既定のフォルダにインストールした場合、以下に自動でバックアップが作成されます。
C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTracker NX\backup\
こちらを利用して、バージョンアップ前の状態を復元してください。以下のフォルダへ移動することで、バージョンアップ前の状態を復元できます。
C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTracker NX\
その後、前述の手順でデータベース名を変更して、再度バージョンアップ作業を実施してください。