データベース名が21文字以上の場合、インストールに失敗することがある

対象バージョン

TimeTracker NX 4.2 以降のバージョン

 

対象エディション

すべてのエディション
 

現象

下記の「発生条件」を満たす場合に、インストール途中でエラー画面が表示されます。
 

発生条件

新規インストールあるいはバージョンアップインストールにおいて、以下の条件を満たす場合に発生します。

・新規インストール時

インストール中の[データベースの作成]画面で入力するデータベース名に、21文字以上の名前を設定した

 ・TimeTracker FXからのバージョンアップ時

バージョンアップ元のTimeTracker FXのデータベース名が21文字以上である

 ※TimeTracker NX 4.0/4.1 からのバージョンアップ時には、本事象は発生しません。

回避方法

・新規インストール時

インストール中に作成するデータベース名を、20文字以下に設定してください。
万一、エラーが発生した場合は、インストール先に指定したフォルダを削除したうえで最初からインストール作業を実施し直してください。
 
既定の設定でインストールした場合は、以下のフォルダが対象となります。
 C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTracker NX\
 

・TimeTracker FXからのバージョンアップ時

TimeTracker NX 4.2へバージョンアップを実施する前に、バージョンアップ対象となるTimeTrackerのデータベース名を20文字以下に変更してください。
 
データベース名の変更は、以下の手順で実施してください。
 

  1. 現在利用しているデータベースをバックアップする

□TimeTracker FX Server Manager ヘルプ - データベースを手動でバックアップする

<https://www.timetracker.jp/fx/support/documents/39/WebHelp/ServerManager/ServerManager.htm#HelpButton/backup_manual.htm>

 2. Server Managerで、20文字以下の名前の新しいデータベースを作成する

□TimeTracker FX Server Manager ヘルプ - データベースを新規に作成する

<https://www.timetracker.jp/fx/support/documents/39/WebHelp/ServerManager/ServerManager.htm#HelpButton/db_create.htm>

 3. 1.でバックアップしたデータを使って、2.で作成したデータベースに復元する

□TimeTracker FX Server Manager ヘルプ - データベースの不整合や操作ミスからデータを復元する

<https://www.timetracker.jp/fx/support/documents/39/WebHelp/ServerManager/ServerManager.htm#HelpButton/restore_data_only.htm>

 
また、データベース名を変更した場合、サーバー設定ファイルの再作成が必要となります。再作成の手順については、以下のページをご覧ください。
 
□TimeTracker FX ナレッジベース - サーバー設定ファイルを作成する 
 
万一、エラーが発生した場合は、インストール時に自動作成されるバックアップを利用してバージョンアップ前の状態に戻してください。既定のフォルダにインストールした場合、以下に自動でバックアップが作成されます。
 C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTracker NX\backup\
こちらを利用して、バージョンアップ前の状態を復元してください。以下のフォルダへ移動することで、バージョンアップ前の状態を復元できます。
  C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTracker NX\
 
その後、前述の手順でデータベース名を変更して、再度バージョンアップ作業を実施してください。