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プロジェクト
概要
プロジェクトを構成するワークアイテムには、「パッケージ」と「タスク」という2種類のアイテムタイプが用意されており、以下のように活用できます。
- 「タスク」は主に実績を入力する単位とする。
- 「パッケージ」はワークアイテムをまとめてツリー構造(WBS)を整理したり、各種集計の単位とする。
ただ、タスクの下にタスクを追加して階層構造が作成可能であるなど、パッケージとタスクのどちらも利用可能な場面があります。
そこで、パッケージとタスクの差異ならびにお勧めする活用方法についてご紹介します。
そこで、パッケージとタスクの差異ならびにお勧めする活用方法についてご紹介します。
タスクとパッケージの違いが一目でわかる動画もございます。
こちらのリンク先 の3つ目の動画をご参照ください。
こちらのリンク先 の3つ目の動画をご参照ください。
パッケージとタスクの相違点
機能 | パッケージ | タスク |
実績入力 | 不可 | 可能 |
子アイテムの作成 | できる | できる(ただし親のタスクは実績を入力できない) |
フォルダツリー(表示対象WBSの絞り込み) | 対応 | 非対応 |
ピボット分析(Professional Editionのみ) | 対応 |
・4.5 より前のバージョン:非対応 |
利用場面
プロジェクトの必要な部分のみを表示させる
下図は「フォルダツリー」の活用例です。
- 画面左側に、フォルダ(=パッケージ)のみのツリー構造が表示されています。
- このフォルダツリー上で選択したパッケージ以下のWBSのみが、画面右側のガントチャートに表示されます。
大規模なプロジェクトであっても、必要な部分のみ表示して作業ができるので大変便利です。
このフォルダツリーを便利に活用するには、パッケージとタスクの使い分けが欠かせません。
階層が深くなった場合は以下のルールとすることで、フォルダツリーが簡潔な状態で利用できます。
- 一定レベル(例えば2階層目)まではパッケージで構成する。
- それ以下の階層はタスクで構成する。
上図では、フォルダツリーで「A機能の開発」-「案件C」を指定して、「案件C」以下のWBSのみを表示しています。
パッケージごとに工数を集計する
「ピボット分析」の活用例です。ピボット分析では、パッケージやタスクを行や列に設定することで、ワークアイテムごとに工数やコストを集計することができます。
- 下図のようにデータを集計する単位をワークアイテム(「案件C」や「製作」など)で作成し、ピボット分析にて集計するワークアイテムの階層を指定します。
- 上記プロジェクトを対象に案件(「案件A」など)と工程(「詳細結成」など)の階層を指定して、ワークアイテムごとの実績工数を週単位で集計します。
行にはワークアイテム(フォルダ1とフォルダ2)を、列には週を設定します。