対象バージョン
すべてのバージョン(Office 20XXのOutlook)
TimeTracker NX 4.3以降(Office 365のOutlook)
対象エディション
すべてのエディション
対象機能
予定インポート
概要
Outlook等のスケジューラーからタイムシートに予定情報がインポートできる予定インポート機能は、大変便利な仕組みです。Outlookの場合、サーバー(Exchange Server)から予定情報を取得します。このため、予定インポート機能を利用するには事前に接続先のサーバー情報の設定が必要となります。
Outlookの運用形態として、大きく以下の2通りあります。
1. 独自にExchange Serverを設置してOutlook(Office 20XX)から接続する
2. クラウドサービス(Office 365)のOutlookを使用し、Exchange Onlineに接続する
1. 独自にExchange Serverを設置してOutlook(Office 20XX)から接続する
2. クラウドサービス(Office 365)のOutlookを使用し、Exchange Onlineに接続する
それぞれのパターンで事前の設定内容は大きく異なります。このページでは、各パターンにおいて事前に設定すべき情報について紹介します。
運用形態の確認方法
利用中の運用形態は、Outlookの「アカウントの設定」に表示されているURLで判断することができます。アカウントのURLが以下で始まる場合は、上記運用形態の2に該当します。
・https://outlook.office.com/...
・https://outlook.office365.com/...
これら以外のURLの場合は、上記運用形態の1に該当します。
1. Outlook(Office 20XX)の場合
1のパターンの場合、各ユーザーがそれぞれTimeTracker NX上でサーバー情報を設定します。設定手順については以下のヘルプをご覧ください。
・TimeTracker NX ヘルプ - 予定表と連携する
[アプリケーション]では[Microsoft Outlook(Office 20XX)]を選択します。
サーバーURLの設定について
上記ページの手順で設定する項目のうち、[サーバーURL]の確認方法を説明します。
設定すべきサーバーURLは、以下の手順で確認してください。
1. Outlookの情報のページを開く
2. 開いたページの「アカウントの設定」に表示されているURLを確認する
3. 2で確認した「URLのサーバー名」と「EWS/Exchange.asmx」をつなげたものを設定する
例:アカウント設定のURLが<http://servername/owa/> の場合、以下のURLを設定する。
http://servername/EWS/Exchange.asmx
この設定でアクセスできない場合は、システム管理者に以下の内容をお問い合わせください。
・Exchange ServerのEWS(Exchange Web サービス)が有効か
・Exchange ServerのEWSにアクセスするためのURL
2. Outlook(Office 365)の場合
2のパターンの場合、事前にシステム管理者がOutlook(Office 365)からの予定インポート機能を有効にする必要があります。その後各ユーザーがインポート対象の情報を設定することで、予定インポート機能が利用可能になります。
2-1. 【システム管理者】予定インポート機能を有効にする
システム管理者が、管理者用画面(Admin)にてOffice 365からの予定インポート機能を有効にします。これにより、各ユーザーがOffice 365からの予定インポートの設定を行うことができるようになります。予定インポート機能を有効にする設定手順については、以下のヘルプをご覧ください。
・TimeTracker NX ヘルプ - 予定インポートのための情報を登録する
2-2. 【ユーザー】接続先サーバーの情報を設定する
システム管理者がOffice 365との予定インポート機能を有効に設定した後で、各ユーザーが個々にTimeTracker NX上でサーバー情報を設定します。設定手順については以下のヘルプをご覧ください。
・TimeTracker NX ヘルプ - 予定表と連携する
[アプリケーション]では[Microsoft Outlook(Office 365)]を選択します。