Web版とデスクトップ版の併用環境からWeb版のみの環境に切り替える

対象エディション

すべてのエディション

 

概要

TimeTracker NXのWeb版とデスクトップ版(※)を併用する運用から、Web版のみの運用に切り替える手順を説明します。
※ TimeTracker FX を指します。

 

全体の流れ

 先に手順全体の概要を紹介します。
 各手順の詳細な操作については、以降に記載する内容を確認してください。
 
  1. TimeTracker NX のサービスを停止する
  2. TimeTracker NXの連携の設定を無効化する
  3. TimeTracker NX デスクトップ版のデータベースを削除する
  4. TimeTracker NX デスクトップ版を削除する


1. TimeTracker NX のサービスを停止する

 以下にご紹介する手順に従って、TimeTracker NX を停止してください。

 □サーバーを安全に停止するにはどうすればいいですか?

  https://dcinchelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360033469894

 ※手順4の「(デスクトップ版併用の場合のみ)TimeTracker FX サーバタスクを停止する」までを実施します。

 

2. TimeTracker NXの連携の設定を無効化する

 TimeTracker NXのデスクトップ版連携の設定を無効化します。

 本作業の一部でSQL Server Management Studioを使用するため、インストールされていない場合はあらかじめ準備してください。
 
 
   2-1. テキストエディターを管理者として実行し、以下の場所のファイルを開きます。
    必ず[ファイル]メニューの[開く]から実施してください。
    (TimeTracker NXのインストールフォルダ)\TTSync.json
    ※TimeTracker NXのインストールフォルダは、初期値では以下の場所になります。
     C:\Program Files\DENSO CREATE\TimeTracker NX
 
   2-2. 開いたファイルの以下の場所の値を「True」から「False」に変更して保存します。
   (変更前)2行目: "isAutoSync": "True",
   (変更後)2行目: "isAutoSync": "False",
 
   2-3. SQL Server Management Studioを開き、以下のクエリを実行します。

    USE TimeTrackerNX

    Update TTBerkleySyncSetting

    SET EnableSyncToTT=0

    ※1行目の「TimeTrackerNX」は貴社のWeb版のデータベース名を指定してください。

   2-4. 以下の実行ファイルを起動します。

    C:\Program Files\Redis\redis-cli.exe 

   2-5. コマンドの入力待ちの状態になるので、以下のコマンドを実行します。
    flushall 
   2-6. Webサーバーを起動します。詳細な手順は以下をご参照ください。
   https://dcinchelp.zendesk.com/hc/ja/articles/900005055886

 

3. TimeTracker NX デスクトップ版のデータベースを削除する

 TimeTracker NX デスクトップ版のServer Managerを使用して、TimeTracker NX デスクトップ版のデータベースを削除します。データベースを削除する手順の詳細は、以下のリンク先をご覧ください。

 ・Server Manager ヘルプ - データベースを完全に削除する
 

4. TimeTracker NX デスクトップ版のプログラムを削除する

 プログラムの一覧から、「TimeTracker FX」を指定してアンインストールします。

 

以上の手順により、サーバーマシン上からTimeTracker NX デスクトップ版を削除します。

必要に応じてクライアントPCについても、「4. TimeTracker NX デスクトップ版を削除する」を実施して、デスクトップ版のプログラムをアンインストールしてください。