対象エディション
すべてのエディション
対象バージョン
TimeTracker NX 4.0, 4.1
現象
TimeTracker FXからTimeTracker NXにバージョンアップする際に、移行対象のプロジェクトを2100件以上選択すると、バージョンアップの途中でエラーが発生し、処理が中断します。
発生条件
TimeTracker NXのセットアップウィザードで、移行対象のプロジェクトを2100件以上選択した場合に、本現象が発生します。
回避方法
本現象を回避するには、TimeTracker NXのプログラムインストール後に実行されるセットアップウィザードにおいて、移行対象のプロジェクトを2100件未満に絞り込んで選択します。
また、あらかじめ移行しないプロジェクトをTimeTracker FX上で削除し、2100件未満にしておくことで、セットアップウィザード実行時に全プロジェクトを一括で選択することができ、移行作業を効率的に行うことができます。
移行対象外とするプロジェクトの例としては、以下のようなケースがあります。実際の運用状況に応じて選別します。
- 機能評価や試行のために作成し、本運用で利用しないプロジェクト
- バージョンアップ後に利用するために先行して作成した、計画のみのプロジェクト
※移行後にTimeTracker NX(Web版)上で作成します。
デスクトップ版と併用する場合は、テンプレート機能やコピー機能、
APIが利用できるデスクトップ版でプロジェクトを作り直して
Web版に同期させることも可能です。 - 終了した時期が数年前で、今後参照することがないプロジェクト
エラーが発生した場合の対処方法
本現象が発生した場合の対処方法について紹介します。
以下の手順でTimeTracker NXのセットアップウィザードを再実行します。
その際は、移行対象とするプロジェクトの選択件数を2100件未満とします。
以下の手順でTimeTracker NXのセットアップウィザードを再実行します。
その際は、移行対象とするプロジェクトの選択件数を2100件未満とします。
- インターネット インフォメーション サービス(IIS)を停止する。
IISの停止方法については、以下のページをご覧ください。
<https://dcinchelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360001394228>
※「2.Web版の利用を停止する」をご覧ください。 - Redisのデータを削除する。
Redisのデータを削除する方法については、以下のページをご覧ください。
<https://dcinchelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360001301387>
※「1 Web版をアンインストールする」の
「2. WebサーバーからRedisのデータを削除する」をご覧ください。 - インターネット インフォメーション サービス(IIS)を開始する。
IISの開始方法は、IISの停止方法と同じ画面で[開始]をクリックします。 - サーバーマシンのデスクトップ上に存在する「TimeTracker NXセットアップウィザード」のショートカットを再実行する。
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