WBSをシンプルにしてワークアイテムより細かい粒度で実績工数を集計する

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対象機能

タイムシート

 

内容

工程分類や作業分類は、ワークアイテムに紐付く実績を工程や作業の視点で細分化するための情報です。例えば、工程分類や作業分類をそれぞれ以下のように設定することで、WBSをシンプルにし、タスク管理の負荷を軽減することができます。

  • 工程分類の場合:成果物単位やフェーズ単位
  • 作業分類の場合:工程単位

また、プロジェクトのWBSがシンプルになることで、実績工数入力時に対象のワークアイテムをタスクツリーから探すことも楽になります。

下記の図は工程分類の活用例で、ワークアイテムを開発する機能単位で定義して、実績を入力する際にどの工程の活動か工程分類を定義しています。クイックレポートで実績工数を工程分類ごと集計して、1週間の活動比率を確認しています。
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実績工数に工程分類や作業分類を設定する

入力した実績工数に工程分類や作業分類を設定するには、右クリックして表示されたリストから選択します。
実績工数の工程分類や作業分類の設定は、あらかじめ初期値を設定することで、実績工数の入力を軽減することができます。また、実績工数を集計する際に漏れがないように工程分類や作業分類の設定を徹底することもできます。
実績工数の工程分類や作業分類に初期値を設定する方法については、 【タイムシート】実績工数に工程分類・作業分類を漏れなく簡単に設定する をご参照ください。
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プロジェクトを横断して実績工数を工程分類や作業分類で集計する

ダッシュボードの「工数サマリ」では、プロジェクトを横断して入力した実績工数を工程分類や作業分類で集計することができます。
 
下記の図では、複数のプロジェクトを指定して工程分類ごとに実績工数を集計しています。
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