対象エディション
Professional Edition
対象バージョン
TimeTracker NX 6.0
対象機能
- ピボット分析:出力テーブルが「工数とコスト(アイテム単位)」
- TimeTracker Analytics
現象
TimeTracker NX で組織名を変更しても、分析レポートでは変更前の組織名を表示してしまう。
発生条件
ユーザーの所属組織を変更する方法は以下の2種類あります。
- ユーザーの設定は変更せず、所属する組織の名称を変更する。
- 変更後の組織を作成した後、ユーザーの設定を変更して新しい組織に割り当てる。
本現象は上記1の操作実施時に発生します。
具体的な内容
以下のケースでご説明します。
- 組織名:「開発2課」を「変更後組織名」に変更する。
- ユーザー:8月の時点で以下のように変更する。
- 岡本さん:「開発2課」に所属していたため上記組織変更により、所属組織は「変更後組織名」になります。(「発生条件」に記載した1のケース)
- 山本さん:「開発1課」から「変更後組織名」に所属組織を変更します。(「発生条件」に記載した2のケース)
上記ケースで、ピボット分析結果は以下になります。
・岡本さん:旧組織名のまま(下図①) ← 本来であれば「変更後組織名」になるべき。
・山本さん:組織変更が反映され、8月は変更前後の両方の組織で集計しています。(下図②で意図どおり)
回避方法
本件、TimeTracker NX の次のバージョンで解消する予定です。
それまでの間、組織を変更する場合は既存の組織名を変更せず、新しい組織を作成してユーザーの所属組織を変更してください。
注意点
上記回避策を実施した場合、旧組織名もピボットテーブルに現れてしまいます。
(上記の例では、岡本さんの組織が「開発2課」「変更後組織名」の2つに分かれます。)
2つに分かれるのを避けたい場合は、ご迷惑をおかけしますが、次バージョンまで旧組織名のままでの運用をお願い致します。
今の時点で組織の名前を変えても、バージョンアップ後は新しい組織名で表示されるようになります。