SQL Server Expressは、無償で使用できるMicrosoft SQL Serverのエディションです。
TimeTracker NXを利用するうえでは機能面の制約はございません。

ただし、SQL Server Expressには、有償版のエディションと比較して以下の制約があります。

制約事項

  • 運用面
    • メンテナンスプランが使えないため、「データベースの定期バックアップ」ができません。
      手動でDBバックアップが必要になります。
  • 使用可能なリソースの上限
    データベースサーバーが高スペックでもソフトとして、以下の制限がございます。
    • 物理メモリ容量:1GB
    • DBサイズ容量:10GB 

ご利用条件

ライセンスの規模によっては上記の「使用可能なリソースの上限」により十分なパフォーマンスを発揮できるかは保証できません。
そのため、以下のようにご案内致します。

  • 既定のライセンスで運用頂く環境(※)でのみ、Express Edition をご利用頂けます。
    • 既定のライセンスは製品HPの「動作保証」をご参照ください。
      • 例:TimeTracker NXの場合は10 ユーザー、TimeTracker NX Sync の場合は5ライセンス。
    • プロジェクトやアイテムの規模により変わる可能性があるため、目安として頂き、
      定期的にデータベース容量を監視することをお勧め致します。
  • 規定のライセンスより多いユーザー様は有償版をご利用ください。
    上記ライセンスよりも多い環境でExpress をご利用のユーザー様から、以下のように
    リソースに起因するお問い合わせが発生しております。
    この場合は、有償版への移行をご案内させて頂きます。
    • タイムシートの読み込みが遅い
    • プロジェクトを保存できない
  • 他のアプリケーションと併用する場合は、SQL Server の別インスタンスでデータベースを構築してください。