概要

TimeTracker NXでは、ユーザーの利用用途に合わせて、いくつかのインストールシナリオを用意しています。 本ページではこれらのシナリオの概要を紹介し、目的に応じたシナリオを選択するための観点を説明します。また、各シナリオへのリンクによって、自分が必要とするインストール手順をすぐに確認することができます。

 

運用形態

基本的な運用

TimeTracker NXは、工数入力やプロジェクト管理など一通りの運用が、Web版プログラム(以下「Web版」)だけでできます。運用イメージとしては下図の様な環境になります。

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デスクトップ版との併用

TimeTracker NXは、Web版の他にデスクトップ版プログラム(以下「デスクトップ版」)があります。従来のTimeTracker FXと同様の機能を持ち、Web版では未搭載の一部の機能(集めた工数を自由な集計軸で分析したり、Excel帳票と連携する)を利用する場合に活用できます。
Web版とデスクトップ版は、それぞれ専用のデータベースにアクセスします。それぞれのデータベースは常に同期しているため、片方の編集結果をすぐにもう一方でも確認できるようになっています。運用形態のイメージとしては、以下の図になります。

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インストールシナリオ

本ガイドでは、複数存在するインストールのケースに応じて以下の表のようにインストール手順(シナリオ)を紹介します。貴社の運用方針に合わせて、適切なシナリオをご覧ください。 

なお、1000名以上で大規模な運用をされる場合は、以下のシナリオにある複数サーバーを利用する運用を検討してください。新規インストールでは「シナリオ2」・「シナリオ4」・「シナリオ5」、バージョンアップでは「シナリオ4」・「シナリオ9」・「シナリオ10」が該当します。 

基本的な運用

No. インストールの種類 複数のサーバーで運用するか* 必要なサーバー台数 インストールシナリオ
1 新規インストール いいえ 1 シナリオ1
2 はい 2 シナリオ2
3 バージョンアップ いいえ 1 シナリオ3
4 はい 2 シナリオ4

* TimeTracker NXでは、Webサーバーとデータベースサーバーを別のサーバーマシンで運用することが可能です。
 通常は1台のサーバーマシンで運用できますが、これらを別々のサーバーに分けることでパフォーマンスの向上が期待できます。

 

デスクトップ版との併用

No. インストールの種類 Web版とデスクトップ版でサーバーを分けるか*1 Web版を複数のサーバーで運用するか*2 必要なサーバー台数 インストールシナリオ
1 新規インストール 分けない 1 シナリオ5
2 分ける いいえ 2 シナリオ6
3 はい 3 シナリオ7
4 バージョンアップ 分けない 1 シナリオ8
5 分ける いいえ 2 シナリオ9
6 はい 3 シナリオ10

*1 TimeTracker NXでは、Web版とデスクトップ版を別のサーバーマシンで運用することが可能です。
  通常は1台のサーバーマシンで併用できますが、これらを別々のサーバーに分けることでパフォーマンスの向上が期待できます。
*2 TimeTracker NXでは、Webサーバーとデータベースサーバーを別のサーバーマシンで運用することが可能です。
  通常は1台のサーバーマシンで運用できますが、これらを別々のサーバーに分けることでパフォーマンスの向上が期待できます。

 

各シナリオの概要は以下のとおりです。
詳細な手順はリンク先にて紹介します。

 

シナリオ1:1台のサーバーにWeb版をインストールする

1台のサーバーにWeb版をインストールし、Web版のみで運用する環境を構築する手順になります。紹介するシナリオで最もシンプルな手順であり、サーバー管理を完結に行いたい場合に活用できます。

 

シナリオ2:Web版のWebサーバーとデータベースサーバーを別々のサーバーにインストールする

TimeTracker NXのアプリケーション(Webサーバー)とデータベース(SQL Server)を異なるサーバーにインストールして、サーバーの負荷を分散した環境を構築する手順になります。ユーザーがアクセスするサーバーと、データを格納するサーバーを分けることで、各サーバーにかかる負荷を低減し、データベースサーバーのセキュリティを高めたい場合に活用できます。

 

シナリオ3:1台のサーバーでTimeTracker FXからWeb版にバージョンアップする

TimeTracker FXからのバージョンアップで、シナリオ1の構成にする手順になります。現在TimeTracker FXを運用しているサーバーが、TimeTracker NXの動作保証環境であれば、そのサーバーを継続して利用することができます。

 

シナリオ4:TimeTracker FXからWeb版にバージョンアップし、Webサーバーとデータベースサーバーを別々のサーバーで運用する

TimeTracker FXからのバージョンアップで、シナリオ2の構成にする手順になります。現在TimeTracker FXを運用しているサーバーをデータベースサーバーとして残しつつ、新たにWebサーバーを用意するといった運用時に活用できます。

 

シナリオ5:1台のサーバーにWeb版とデスクトップ版をインストールする

1台のサーバーにWeb版とデスクトップ版両方の機能をインストールし、Web版とデスクトップ版両方を運用する環境を構築する手順になります。Web版とデスクトップ版を両方インストールすることで、必要な環境を最低限に抑えつつ、デスクトップ版のみの機能も利用したい場合に活用できます。

 

シナリオ6:Web版とデスクトップ版のサーバーを分けてインストールする

Web版とデスクトップ版を別々のサーバーにインストールし、Web版とデスクトップ版両方を運用する環境を構築する手順になります。それぞれの機能を別々のサーバーにインストールすることで、各サーバーにかかる負荷を低減したい場合に選択します。 

 

シナリオ7: Web版のWebサーバーとデータベースサーバー、デスクトップ版それぞれを別のサーバーにインストールする

シナリオ6の派生で、Web版を更にWebサーバーとデータベースサーバーに分けて別々のサーバーにインストールします。紹介するシナリオで最も多くのサーバーを用いて負荷分散を行う構成になり、少しでもサーバーを安定稼働させたい場合に選択します。

 

シナリオ8:TimeTracker FXからバージョンアップし、1台のサーバーでWeb版とデスクトップ版を運用する

TimeTracker FXからのバージョンアップで、シナリオ5の環境を構築する場合の手順になります。運用しているサーバーが、TimeTracker NXの動作保証環境であれば、そのサーバーを継続して利用することができます。

 

シナリオ9:TimeTracker FXからバージョンアップし、Web版とデスクトップ版のサーバーを分けて運用する

TimeTracker FXからのバージョンアップで、シナリオ6の環境を構築する場合の手順になります。運用しているサーバーをデスクトップ版のサーバーとしつつ、Web版用のサーバーを構築するような場合に活用できます。

 

シナリオ10:TimeTracker FXからバージョンアップし、 Web版のWebサーバーとデータベースサーバー、デスクトップ版それぞれを別のサーバーで運用する

TimeTracker FXからのバージョンアップで、シナリオ7の環境を構築する場合の手順になります。運用しているサーバーをデスクトップ版のサーバーとしつつ、Web版用にWebサーバーとデータベースサーバーを構築するような場合に活用できます。

 


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